AdBlueを薄めることは重大なトラブルに繋がります。

① インジェクターが詰まる
水道水で薄める場合、水道水に含まれるカルシウムなどがフィルター部分に付着します。
長期的にインジェクターが詰まる可能性が高くなります。

②冬場、AdBlueが凍ります。
AdBlueは-11℃まで尿素水が凍らない混合比率になっております。この尿素水を水道水で薄めると凝固点が上がってしまい、-11℃以上で尿素水が凍ることでエンジンが始動しなくなります。

AdBlue®(アドブルー)に含まれる物質が原因で、マフラーが詰まることがあります。
その問題の固形物とは「シアヌル酸など」であり、AdBlue®に含まれている「トリウレットを含む9種類の不純物」が原因になる場合があります。
AdBlue®自体は高い認証レベルですが、これら不純物資の除去までは要件としていません。

そんな中【Eco²Light / エコツーライト】は、シアヌル酸を生成するトリウレット等の9種類の不純物を除去した高品質尿素水になります。
これにより、マフラー詰まりを延命するとともに、トラック修理にかかる費用と時間のロスなどを削減しています。

尿素製造の工程において副生物として必ず含まれてしまう物質です。
トリウレットを加熱するとアンモニアを放ってシアヌル酸を生成します。トリウレットの分解温度は233℃ですがシアヌル酸の分解温度は320℃~360℃です。一方で尿素水を吹き出す温度は250℃であるためトリウレットはシアヌル酸を生成することまではできますが、シアヌル酸の分解温度には足りず残留してしまいます。

C₃N₄H₆O₃(トリウレット)

Eco²Lightの製造工程では、トリウレットの析出を促すため低温で攪拌(かくはん)しています。
更に専用のろ過システムを使い、尿素水に含まれているほとんどのトリウレットを取り除いて、より高品質な尿素水となっております。

AdBlueの減りが少ない状態で多頻度に補給を繰り返すとシステム側で「尿素水が減らいない=故障」だとエンジンが判断し出力が制限される場合があります。

AdBlueタンクのレベルゲージを確認し、AdBlueがある程度減った状態で補給するように心がけましょう。

尿素水の濃度により、使用用途は違います。
「濃度:20%」汚泥等の排水処理に使用されます。
「濃度:32.5%」ディーゼル車に使用されます。
「濃度:40%」工場や発電所等の脱硝設備(煙突)や船舶で使用されます。

尿素水が最も凍結しない濃度が32.5%となっており、様々な地方での使用・移動するディーゼル車にとって最適な濃度と言えるでしょう。

以下、凝固点になります。
20%の場合、凝固点は-8℃
32.5%の場合、凝固点は-11℃
40%の場合、凝固点は-2℃